こんにちわ~!ど田舎の畑を農地転用し
新築戸建てを建てたタメシロウと申します。
農地転用し、住宅ローン実行時の土地への抵当権の設定以降登記はずっと動いていなかったのですが
引渡し前後の登記記録をつけておきたいと思います。
引き渡し後に必要な登記
まず!ここがわからないですよね~!住宅ローンを借り入れたときに、土地に対して抵当権の設定とそれに付随する登記を司法書士さんにお任せしていましたが。引き渡し後に必要な登記ってなんだろう~??
私は工務店社長から司法書士さんにきいてもらったところ
- 土地の地目変更(土地家屋調査士)難易度:★★
- 土地の所有権者の住所変更(司法書士)難易度:★★
- 建物表題登記(土地家屋調査士)難易度:★★★★★
- 建物保存登記(司法書士)難易度:★★
- 土地の債務者の住所変更(司法書士のみ)
- 建物の追加抵当権設定(司法書士のみ)
これだけの登記が必要だったと思います。で、5.6番に関しては銀行からの委任状が必要ですし
基本的に一般人はさせてもらえません。
1~4番の登記に関しても、私は工務店への見積もり時点から、できる登記は自分でする!
と節約と少しの興味本にのため思っていましたが、それを実際にやるにあたって
個人的印象としては、銀行担当者も法務局の窓口の方もいい顔はしなかったように感じました。
(工務店によっても善しあしあるようです)
「ふつうは土地家屋調査士さんにお任せしますけどね」
なんていう嫌味ともとれることも言われましたが!
やれるところまでやって、無理ならプロにおまかせしよう~!という気持ちで取り組んでみました。
登記を自分で行える人の特徴
登記を自分で行おうと思うと、平日に法務局や役所へ行けるということが大事だと思います。
平日に休みの無いフルタイム正社員だったらプロにお任せしていたと思います。
結果どのくらい報酬が減ったか
1~6番まですべての登記を、司法書士さんや土地家屋調査士さんへお願いすると15万~25万くらいはかかるはずです。
結果から言うと、私は1~4番までを自分で登記し、残りを司法書士さんへお任せした結果
当初の見積もり額より15万円程安い報酬ですみました!(必要経費は省く)
マイホームを建てていると、15万円なんてもうプロに任せた方が早いじゃないか!
めんどくさいしやってもらおうよ~!と思うくらい追い込まれることもあります。
私はこの登記のために往復1時間かけて引っ越し当日も法務局へ行きました。
仕事と両立して登記をやるぐらいなら諦めてプロに任せたいとも思うのですが
しかし、15万円稼ごうと思うと、時給800円ならば187時間以上働くことになります。
1日8時間で割りましょう
23日分の労働!
15万円あれば、1階の床のグレードをあげれます、15万円プラスできれば1年かたおちのハイモデルなドラム式洗濯機が買えます。15万円あれば子犬も子猫も飼え(買え)ます!
1番難しかった表題登記
それ以外の登記については比較的楽でした。なのでブログでは割愛します。私が書かずとも調べれば山ほど登記ブログを書いてくれている方がいるので!
しかし、表題登記だけは1~4の中でもずば抜けてめんどくさかったです(´;ω;`)
必要書類一覧
- 建物表題登記の申請書(書式がみあたらない~)
- 所有権証明書 2つ(建築確認申請書と引き渡し証明書)
- 住民票(住所証明書)
- 位置図(googleとかの地図)
- 委任状(夫が名義人で私が代理で申請するため)
- 建物図面各階平面図
建物表題登記の申請書
私が探したときは法務局のHPに表題登記用の申請書類のデータがなくて、保存登記の申請書をベースに、ネットで検索した人様が載せている表題登記の申請書を参考にして作りかえました。多少間違えていても、法務局へ持参すれば修正などしてもらえます。
(法務局へ行けば表題登記用の書式をもらえるという噂あり)
所有権証明書 2つ
一般的には、所有権の証明書が2つ必要で、だいたいみなさん
- 引き渡し証明書(工務店から発行してもらえます)
- 建築確認申請書(控えをもっているのかな?)
だと思います。だた私の場合建てた土地が建築確認申請がいらない土地だったんですよね。
役所へ出す、工事届の控えはありましたが、それでいいのかわからず、法務局へ電話したところ
「建築確認申請の代わりに、成人者2名の証明書が必要です」と言われました。ちんぷんかんプですよね~(◎_◎;)。
そこで、弟が土地家屋調査士の実務をやっていることをやっと思い出し←バカ
弟に泣きついたところ、建物所有権証明書 の成人者2名の証明版の書式をメールで送ってもらいました。
どんな書式か調べたい方はgoogle先生で「建物所有権証明書、登記」とかって調べればでてくると思います。
この証明書へのサインは夫と私の父親にお願いし、印鑑証明も取得してもらって準備を整えました。
住民票
住民票は役所で取得できますよね!この後の保存登記なんかでも必要になるため原本還付請求というのをすれば節約できます。
原本をコピーしたものに下記の通り記入、捺印して、原本と一緒に持参すれば、登記が終わった後返却されます。
位置図
私は、法務局で取得した地図を使用しましたが、google地図なんかでも代用可能だとききました。
委任状
私はどの登記にも、委任状が必要でした。土地にしろ建物にしろ名義人は夫
夫の代理として、登記を行うのでかならずA4 1枚に どんな登記で誰が誰に権限を委任するのか
といった内容をかいた紙を用意しました。
これも法務局のHPやネットに書式が転がっていると思います。
「表題登記、委任状」で探せばでてくるかも~
建物図面各階平面図
これが素人がやるのが1番難易度が高いと思います。
ただ、この題名の通り調べれば、参考になる図面がでてきますし、
土地家屋調査士の仕事をしている弟は、PCで描くよ!狂いなく!と話していましたが
B4サイズだと、法務局からもらう地図だと同じ倍率?だったので透かして写せば?手書きでも描けなくもないのかも?と思いましたが私は人にお願いしたので偉そうなことは言えません( ̄▽ ̄;)
登記を自分でやってみて感想
マイホームでなければこんなめんどくさいこと絶対やりたくない!と思いました。
ただ私の建てた工務店が自分で登記することに前向きだったことや設計士さんもご自宅を自分で登記されていたからこそ登記することができたように思います。
正直成人者2名の証明を~と法務局の方に電話で言われた時は頭がクエッションだらけでかなり焦りました。
その後も法務局の方からご指摘の電話をいただいたときはガックリ落ち込みました。(しかしこれも弟曰くよくあることらしいです)
最後には、法務局の窓口の方とも仲良くなり(私が勝手にそう思っているだけですが)
保存登記の申請書もかなり赤ペンをくらったりしましたが!
全身全霊で建ててきたマイホームです。
登記もできる範囲で自分でやったことでさらに愛着が湧きました。
新築戸建てにかかわる登記というものの流れ?仕組みがなんとなく理解できたことも
知的好奇心が満たされたように思います。
まとめ
- 平日に動けるなら登記を自分でやってみる?
- 委任状は都度必要
- 建築確認申請がいらない土地の場合→成人者2名の建物所有権証明書と印鑑証明が必要
以上です。でわまた!